コーナリング時の横加速度は次の式で求められる.

一般乗用車のタイヤの場合,乾いた舗装路面での摩擦係数は1.0程度(0.9~1.2程度)である.の関係から,最大コーナリングフォース)は車両質量()にほぼ等しくなる.これは4つのタイヤが同じ状況にあると仮定した場合である.したがって,コーナリングにおける最大横加速度は1.0G程度(0.9~1.2程度)となる.実際には,4つのタイヤを効率よく使うことはできない.そのため,この値は0.7~1.0G程度となる.